お家でコーヒー屋さんのような美味しいコーヒーが飲みたい!
もうインスタントでは満足できない!
お家でコーヒー淹れてみたいけど、初期費用ってどれくらいかかるん
だろう? 器具やコーヒー豆の種類が多すぎて何を選んでいいかわかんないし難しそう、、、
初心者にオススメの器具や豆を教えてほしい!
コーヒーのはじめ方が知りたい!
こういった悩みを解決します。
本記事の内容
- お家コーヒーの始め方【初心者にオススメの器具を紹介】
- お家コーヒーの初期費用と維持費用【低コストで本格的なコーヒーが楽しめる】
- コーヒー豆の選び方【オススメのコーヒーショップ・コーヒー豆をご紹介】
本記事の信頼性
- COFFEE MAP 管理人(SHUTO 24歳)
- OGAWA COFFEE LABORATORY元バリスタ(バリスタ歴4年)
- 年間200店舗のコーヒー屋さんを巡るコーヒーマニア
- コスタリカのコーヒー農園に訪れた経験あり
- コーヒーインストラクター(バリスタ指導経験あり)
今回は、初心者がまず揃えるべきコーヒー器具について、元バリスタの僕がわかりやすく解説していきます。
正直、コーヒーを始めたての頃、まず何を揃えたらいいのか全く分からず苦労しました。
そういった経験をしているからこそ、初心者がコーヒー器具選びで悩みやすいポイントを押さえながらわかりやすく解説していきますね。
本記事を読めば、コーヒー初心者が揃えるべきコーヒー器具や、初期費用を理解することができますよ。
今回はコーヒーを手軽にはじめることがメインなので、コーヒーグラインダーについて詳しく知りたい方は、【簡単3STEPで解説】絶対失敗しないコーヒーグラインダーの選び方講座という記事を見てみてください。この記事を読めば迷わずにコーヒーグラインダーを選ぶことができますよ。
お家コーヒーは、必要最低限な知識で手軽に始めることができます。 一緒に見ていきましょう!
お家コーヒーをはじめる前に。【事前知識が8割。まずは必要なものを整理しよう!】
お家コーヒーをはじめるために知っておきたい!【必要な器具とそれぞれの役割をご紹介】
お家コーヒーをはじめるために必要な器具は4つあります。
- コーヒードリッパー
- ペーパーフィルター
- コーヒーケトル
- コーヒーサーバー
この4つのコーヒー器具を用意すればすぐにでもはじめられます。一つずつ見ていきましょう!
1.コーヒードリッパー【ドリップといえばコレ!】
コーヒードリッパーとは、上記の写真のようなコーヒー抽出専用の器です。
基本的な使い方は、コーヒードリッパーの上にペーパーフィルターをかぶせます。
その上にコーヒーの粉をセットしお湯を注ぐことで美味しいコーヒーが抽出できる仕組みとなってます。
2.ペーパーフィルター【スッキリとしたコーヒーには欠かせないアイテム】
次にご紹介するのはコーヒー専用のペーパーフィルターです。
お茶で言う茶こしのような役割を担っていて、上記のコーヒードリッパーの上に
かぶせて使います。
このペーパーフィルターがあることでコーヒーを濾すことができ、スッキリとした
コーヒーが楽しめます。
3.コーヒーケトル【ケトルにこだわれば簡単にドリップできる】
コーヒーケトルは一般的なケトルと比べて注ぎ口が細く、お湯が注ぎやすいデザイン
になっています。
一般のケトルだと注ぎ口が太いためドリップする時の細かなコントロールがとても
難しいのですが、コーヒーケトルは狙った場所に的確にお湯を注ぐことができるので
美味しいコーヒーを淹れるためには必要不可欠なアイテムですね。
最近のコーヒーケトルは持ち手も工夫されていて、持った時の感触が良くとても注ぎ
やすくなっています。
4.コーヒーサーバー【ビジュアル・機能性に優れた必須アイテム】
コーヒーサーバーとは抽出したコーヒーを受け止めるコーヒー専用の器です。
コーヒーサーバーは透明な物が多くコーヒーがどれだけ入っているかが確認できる
点と、大きさにもよりますが一度に5人分くらいのコーヒーを入れておくことができる
ので、ご家族や友人に振る舞う際にもとても役立ってくれます。
そしてシンプルに見た目がとてもオシャレ!
コーヒーを淹れる時に見た目は意外と重要だったりします(淹れる前からテンション上がる!)
そういった見た目から入ることで、コーヒーをより楽しめるようになりますよ。
以上の4つがコーヒーをはじめるために必要な器具となります。
次は購入時の具体的な費用について確認していきましょう!
【本格的な】お家コーヒーの初期費用と維持費用【小さくはじめられる!】
【本格的な】お家コーヒーは3万円以下ではじめることができる
お家コーヒーの初期費用は求めるレベルによって変わりますが、だいたい3万円以下で
買い揃えることができます。
先ほど解説した各コーヒー器具の価格帯はザックリこんな感じ。
- コーヒードリッパー➩500~1万円
- コーヒーケトル➩2000~4万円
- コーヒーサーバー➩1000~3000円
ピンキリではありますが大体これくらいの価格帯ですね。
中には1万円を軽々と超えてくるコーヒー器具もありますが、手頃な価格帯のコーヒー
器具でも十分美味しいコーヒーを楽しめるので、まずはご自身のご予算やこだわりに
合った価格で選ぶと良いですよ。
コーヒーを楽しむために必要な1ヶ月あたりの費用は?
お家コーヒーを楽しむにあたって継続して購入する必要があるものは2つだけです。
- コーヒー豆
- ペーパーフィルター
購入する頻度についてですが、1ヶ月にどのくらい飲むか?によって変わってきます。
それぞれ解説しますね。
コーヒー豆【1ヶ月あたりの費用は?】
コーヒー豆の1ヶ月あたりの費用は、毎日1杯飲む方なら3000~4000円ほど。
もちろん1杯につき何グラム使うかによって変動はありますが、一般的にコーヒー1杯でおよそ12~13グラム使うので、高くても4000円以下には抑えることができると思いますよ。
逆に休日に1杯飲むだけなら1ヶ月あたり1000円以下で抑えることも可能です。
ご自身のコーヒーを飲む頻度によって費用は変わってきますので、参考までに。
ペーパーフィルター【1ヶ月あたりの費用は?】
ペーパーフィルターは1パックにおよそ50~100枚入っており、500円以下で買うことができます。
つまり最低でも50杯以上は飲める計算になりますね。
なので毎日1杯ずつ飲んだとして、最低でも2ヶ月弱は購入せずに済みますよ。
1日に3杯飲んだとしても、100枚入りであれば1ヶ月気にせず楽しむことができますね!
ですが長く使える分購入頻度が低いのでペーパーフィルターを切らしがちになります。
大好きなコーヒーを飲もうと思っていたのに、ペーパーフィルターがなかったらテンション下がりますよね、、
実際に筆者もペーパーフィルターを切らして落ち込んだ経験が何度もあります笑
そこで、ペーパーフィルターはまとめて購入することもできるので、筆者はまとめ買いをオススメしてます。
1500円くらいなので、1パックずつ買うよりも少し安く抑えることもできてお得ですよ。
長期的にコーヒーを楽しみたいと考えているのであればぜひ検討してみてください。
次はコーヒーをはじめる方にオススメなコーヒー器具をご紹介します!
【コスパ最強】筆者(元バリスタ)が厳選。お家コーヒーをはじめる方にオススメなコーヒー器具【これさえあれば美味しいコーヒーが飲める】
コーヒードリッパー【HARIO V60の一択】
様々なコーヒードリッパーがありますが、初心者にオススメなコーヒードリッパーはHARIO V60です。
理由はシンプルで、とても注ぎやすいから!
HARIO V60は円錐の形をしたドリッパーで、お湯を注ぐエリアが丸くなっています。
そのため注ぐ時のイメージがつきやすいという点が初心者にとっては大きなメリット
ですね。数あるドリッパーの中でも一番注ぎやすいでしょう。
筆者もこのドリッパーを愛用しています(シンプルにおしゃれというのも◎)
ですので、数あるコーヒードリッパーの中でも最初のコーヒードリッパーはHARIO V60がオススメですよ。
ペーパーフィルター【コーヒードリッパーとセットで購入がベスト】
ペーパーフィルターには様々な種類がありますが、基本的にはコーヒードリッパーを
売っている各メーカーが専用のペーパーフィルターを売っているので、ドリッパーとセットで買うことをオススメしますよ。
例えば、コーヒードリッパーがHARIO V60ならペーパーフィルターもHARIO V60にする。kalitaのコーヒードリッパーならkalitaのペーパーフィルターを購入する、といったような感じです。
なので、コーヒードリッパーを購入するついでに、同じお店でペーパーフィルターも
買ってしまいましょう!
コーヒーケトル【筆者オススメのコーヒーケトルを2つご紹介】
kalitaコーヒーポットウェーブ
1つめのオススメはkalitaコーヒーポットウェーブです。
こちらはのおすすめポイントは持ち手の持ちやすさと注ぎ口が他のコーヒーケトルと
比べて若干太いため、ドリップ時のコントロールできる幅が広く、様々な淹れ方に対応できる点が素晴らしいですね。
実際にコーヒーショップでもバリスタが使っていたり、筆者が働いていたお店でも使用しています。
お店で使われているということはそれだけ利便性が高いことの表れでもありますね。
直火・IHどちらにも対応しているのでシーンを選ばず使える点も嬉しい!
1つデメリット上げるとすれば、お湯を入れた時に若干重たいくらい。
ですが使っていけば徐々に重さに慣れてくるので最初のコーヒーケトルとしてオススメですよ!
Brewista
2つめはBrewistaという電気コーヒーケトルです。
バリスタの世界大会でも使用されるようなプロ御用達のアイテムで、筆者も愛用しています。
プロから愛されている理由は、1℃単位で温度調整ができる点と指定の温度での保温機能が付いているから。
さらに持ち手の部分は人間工学に基づいた設計となっており、ドリップする人の心地よさを計算し尽くしたコーヒーケトルでまさにドリップのためのケトル。
そういったコーヒーケトルこそ初心者にとってはとても使いやすく便利なコーヒー
ケトルかと思います。
1つデメリットを上げるなら、値段が高いです笑
税込価格でおよそ¥24,000ほど。中々手は出しづらいと思いますが、ドリップを極め
たい、もっともっと美味しいコーヒーを淹れられるようになりたい!と思った時に検討してみいかがでしょうか?
価格以上に優秀なアイテムですのでオススメです。
コーヒーサーバー【普段使いするなら絶対コレ!】
オススメのコーヒーサーバーはHARIO v60レンジサーバーです。
こちらはサーバーは専用のフタが付いており、ドリップしたコーヒーをある程度保温
しておくことができます。
そしてこちらのコーヒーサーバーはグッドデザイン賞を受賞した経験もあり、デザインの面でも高評価を得ていますよ。
筆者がオススメしたHARIO V60とのデザインの相性も抜群(同じメーカー)です。
機能性・デザイン性の両面でオススメしたいコーヒーサーバーですね。
【お家コーヒー】豆の選び方【筆者オススメのコーヒー屋さんもご紹介】
コーヒー豆を選ぶポイントは3つだけ【焙煎度合い・コーヒー生産国から自分のにあったコーヒーを探す】
コーヒーをはじめるならやっぱり自分に合ったコーヒーを飲みたいですよね。
そこで重要になるのは自分に合ったコーヒー豆の【選び方】になります。
コーヒー豆選びのポイントは焙煎度合い・コーヒー生産国・試してみるです。 以下の記事をもとに、自分に合ったコーヒーを選んでいきましょう!
【200店舗以上のコーヒー屋さんを巡った】元バリスタがオススメするコーヒー屋さんをピックアップ!
筆者が今まで訪れたコーヒー屋さんから本当に美味しいコーヒー豆が買えるコーヒー屋さんをピックアップしてみました。
今回はこちらのコーヒー屋さんをご紹介します。
- 丸山珈琲(長野県・軽井沢)
- Philocoffea(千葉県・船橋)
- Leaves Coffee Loasters(東京都・蔵前)
一つずつご紹介していきますね。
丸山珈琲(長野県・軽井沢)
1991年に軽井沢に創業後、今も変わらず地元の方々に愛され続けているコーヒー屋さんです。
それと同時に、所属バリスタが世界大会で優勝、その他にもコーヒー業界で数々のタイトルを獲得するなど、コーヒー業界を牽引するコーヒー屋さんです。
創業者である丸山健太郎さん自ら世界各地のコーヒー農園に赴き、本当に良いものだけを仕入れ焙煎されています。
扱うコーヒー豆も豊富で、浅煎りから深煎りまで幅広く取り扱っています。
丸山珈琲で自分にぴったりなコーヒーが見つかるかもしれませんよ。
Philocoffea(千葉県・船橋)
こちらはWBrC【ワールドブリュワーズチャンピオンシップ】(美味しいブラックコーヒーを作る世界大会)で ワールドチャンピオンになった粕谷哲さんが創業したコーヒー屋さんになります。
浅煎りから深煎りまで揃えられており、コーヒー豆の種類も多すぎないので、比較的
選びやすいかと思います。
Philocoffeaでは、お買い求めやすい値段のコーヒー豆からワールドチャンピオンに
なった粕谷さんにしか手に入れることのできない貴重なコーヒー豆など幅広いグレードでご用意されています。
特にPhilocoffeaで販売しているラダーブレンドは船橋市の優良な商品の証である
『ふなばしセレクション』に認定されているコーヒーですので、こちらもオススメですよ。
Leaves Coffee Loasters(東京・蔵前)
『町のロースタリーから世界へ』をコンセプトに世界水準のコーヒーを提供している
コーヒー屋さんです。
こちらのお店では浅煎りのコーヒーのみを提供しています。
ですがいわゆる酸っぱいコーヒーではありません。 コーヒー豆の品質を最大限に活かした焙煎が生み出すその味わいは、コーヒーの甘みを最大限に感じることができます。
お値段は少々高めではありますが、価格以上のコーヒー体験ができる店です。
筆者はLeaves Coffee Loastersに何度も訪れていますが、毎回素晴らしいコーヒーを
提供してくれます。
地元の方々に愛されプロのバリスタからもリスペクトされているお店です。
通販もオススメですが、実際に訪れてみるのもオススメですよ。
まとめ:お家コーヒーは誰でも簡単にはじめることができる【淹れ方は後から学べばOK】
本日のまとめです
【必要なコーヒー器具】
- コーヒードリッパー
- ペーパーフィルター
- コーヒーケトル
- コーヒーサーバー
【初期費用と維持費用】
- 【初期費用】5千円以下で本格的なコーヒーがはじめられる
- 【維持費用】頻度によるが月に3千円以下でOK
【コーヒー豆の選び方】
- 焙煎度合い・コーヒー生産国・自分の好みが重要
以上がコーヒーのはじめ方になります。
今回ご紹介したコーヒー器具以外にも、より美味しいコーヒーを作るために持って
おきたいコーヒー器具はあるのですが、最初から全て揃える必要はありません。
無理のない範囲でやってみて、少しづつ買い揃えていければいいと思います。
ご要望があれば、今回紹介した以外のコーヒー器具の紹介記事も書いていこうと思い
ますのでよかったらコメントください!
皆さんの環境に合ったコーヒーのはじめ方があるかと思いますので、今回の記事を
ぜひ参考までに!
皆さんのコーヒーが1%美味しくなりますように。
それではっ!
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